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pen 英語の勉強をやってはいけない

「英語は勉強するもの」と思っている人にとっては、びっくりする内容かもしれません。

英語はいくら勉強を続けたとしても、ものにはならないのです。

じゃあ、遊んでいていいのか?と訊かれたら、それも違います。

他の学問と同じように、机上で一生懸命勉強してもだめだということです。


私たち日本人はたいてい、中学高校で合わせて6年くらい英語の勉強をしています。

英単語や熟語を数百から数千も覚えてきました。

英語は日本語とは構造が異なるので、英文法の勉強もやってきました。

それで、使える英語が身についたかといえば、明らかに「ノー」です。

勉強する方式が正しいのであれば、日本人はほぼ100%英語を話せるはずです。

でも、そうではない。

ということは、やり方に問題があるのです。


これは、日本に限った話ではありません。

お隣の韓国でも同じように、英語は全然話せないという人が実に多いのです。

韓国語と日本語の文法が似ているから。

…ではありません。

韓国でも日本と同様に、英単語・熟語・英文法の暗記というやり方をしているからです。


勉強してはいけないならば、どうすればいいのか?


下準備として、今持っている英語学習の教材を捨ててしまうことをおすすめします。

たとえば、問題集、英和辞典といったものです。

英語の問題集を何冊解いたところで、使える英語力が身につかないのは

前述のとおりです。


また、驚かれるでしょうが、英和辞典もあなたの足をひっぱります。

何でもかんでも英文和訳をしてしまうクセはありませんか?

実はこれが、あなたの英語力向上をさまたげるのです。

英文和訳をやめたとき、あなたの英語力は驚くほど伸びていきます。


でも、何年も使い続けてきたものを捨てるなんて…と思われる方もいるかもしれません。

その場合、絶対に目に付かないところにしまいましょう。

本箱ではなくて、クローゼットの奥などです。

いつしかその存在すら忘れてしまうはずです。


私もTOEICの問題集などはごっそり捨てました。

1〜2回解いただけなので、もったいないといえばもったいないのですが、

「もう使わない」という意志表明のため、捨てることにしました。

英和辞典も捨てようかと思いましたが、高校時代から使っているので、

さすがに捨てるにはしのびなくて、押入れの奥にしまってあります。

英和辞典がなくても特に不自由はしません。

なぜならば、英英辞典を使っているからです。


不要なものは処分したとして、話を進めていきましょう。

本当に英語をものにしたいのであれば、とにかく耳を鍛えることです。

英語のスキルをはかるのに、4つのパート(読む、書く、聴く、話す)がありますが、

どのスキルを上げるにしても、基本は「聴く」ことだと私は思います。


目から記憶した情報はいつしか頭の中から消え去っていきます。

しかし、耳で記憶したものは、消え去ることがないのです。

たとえば、小さいときに覚えた童謡は、何十年も歌っていないのに歌えますよね?

歌詞をどのようにして覚えたか、思い出してみて下さい。

文字で覚えているのではなく、耳コピで覚えたはずです。

英語も同じ。

耳コピで覚えましょう。

あなたは英語を必ず話せるようになります。



成功のポイント:不要なものは捨てること。判断力のない人には英語がよりつかない。



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