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英語の音に慣れたら、書き取り(ディクテーション)をしましょう。
初めて聴くものの書き取りはダメですよ!
聴き取れない単語ばかりで、いやになってしまいます。
聴き取りの終わったものを使っても、かなり疲れます。
聴き取ったものを文字にするというのは、思った以上のエネルギーが必要なのです。
テープおこしという作業はご存知でしょうか?
著名人などにインタビューしたテープの内容を、テープを聴いて文章に直していくものです。
よく雑誌とかにインタビュー内容が載っていたりしますね。
私はやったことがないのですが、あのように文章にするのは相当時間がかかるそうです。
ディクテーションというのは要するに英語のテープおこしです。
聴き慣れない英文を文章にしようとすると、
疲れきってしまっておそらく途中で投げ出してしまうでしょう。
学生時代にディクテーションが嫌いだったというのは、
もしかするとそういう理由だったのかな?と思います。
もしディクテーションの作業が大変だと思ったとしたら、
聴いている英語のレベルが現在の自分のレベルを超えているか
前の段階のリスニングをちゃんとこなしていないかのどちらかと思われます。
急がば回れ
自分のレベルに合った教材を使い、かつ、順序は守りましょう。
何回聴いても分からない単語はありますが、その場合は適当なスペルで英文をうめましょう。
それはでたらめな英語ではありますが、後で音読するときの「発音のヒント」になります。
書き取りが全て終わったら、テキストを見て添削しましょう。
ノートはかなり赤ペンでまっかっかになってしまうでしょうが、
そんなことは気にする必要はありません。
1時間近い英文のテープおこしができたのです。
すばらしいではないですか!
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