高校生のときに言われました。
後にも先にも言われたことないので、あれが最初で最後ですね。
私が外人恐怖症になったモトにもなる、カナダ人のネイティブの先生(女性)のお言葉です。
その先生には、高校1年のときに英語を教わっていました。
すっかり英語嫌いになっていた私は成績もよろしくなく、先生に覚えられていました。
2年生になって、その先生の授業がなくなったにもかかわらず、
廊下で会うたびに名前を呼ばれ、「ベンキョウ シマシタカ〜?」と訊かれるのです。
はっきりいってこれは恐い!
先生に会いませんように…と思うのですが、そう思うと余計によくばったり会うんですよね。
そんなわけで、「英語嫌い」 プラス 「外国人恐怖症」にもなってしまいました。
2年生ももうすぐ終わるというころ、その先生が他校に転勤になるという話がでてきました。
恐くて逃げ回っていた先生ですが、私はその先生のところに行きました。
「転勤ですか?」
そうだという返事を聞くと、なぜか涙がでてきました。
先生もつられたのか涙目になり、ひとこと。
"I love you."
その後、「しっかり勉強しなさい」とかそんな内容のことを言われた気がしますが、覚えてません。
先生の激励の言葉はあったけれども、高校卒業後、私は1年浪人するのでありました。
|