イメージトレーニングについて一緒に考えてみましょう。

一流のスポーツ選手はよくイメージトレーニングをやっていますね。


　　　スケートの選手ならば、きれいにジャンプを跳んでいるイメージ

　　　バスケットの選手ならば、シュートがぽんぽん決まるイメージ

　　　サッカー選手ならば、蹴ったボールがゴールに入っていくイメージ


こんな感じですね。


頭の中に思い浮かべるだけで、うまくなれるのなら誰も苦労しないよ。

なんて思いませんでしたか？

確かに、ただ「跳んでいる」だけ、「シュートした」だけ、「ボールを蹴った」だけという

瞬間的イメージを思い浮かべてもダメです。

もっと、明確にイメージをするのです。


スケートでジャンプする前はどうするでしょうか？

ジャンプする勢いをつけるために、助走の滑りをしますね。

そして、氷を蹴ってジャンプし、くるくる・・・と回って、着地！

と、こんな風に一連の動きをイメージするのです。


慣れないとなかなか難しいのですが、イメージトレーニングに慣れると

イメージを思い浮かべただけで、運動をつかさどる脳の部分が反応してくるのです。

実際に、体を動かしていなくても、です。

脳とはすごいものですね。


たとえば、仕事が大変うまくいったという夢を見たとします。

そのいいイメージが頭に残っているので、実際の仕事でもてきぱき仕事をこなし

本当に仕事がうまくいった・・・なんてこともありますよね。

イメージがあなたの「能力」と「成功」を生み出すのです。


自分に都合のいいように夢を見るのは難しいですが、イメージトレーニングならば

誰にでも、そして時間を選ばずいつでもできます。


英語を話したいと思っている自分がいるのであれば、

英語を流暢に話している自分を思い浮かべるのです。

知らないネイティブと話をしているようなシーンではまだ足りません。

自分の好きな俳優さんとか外国人のスポーツ選手などなどと

楽しく会話している絵を思い浮かべるのです。


そのとき、あなたはあこがれの人と何を話していますか？

映画の話ですか？　試合の話ですか？

それとも、二人きりでデートをしていますか？

どんなシチュエーションでもかまわないと思います。

自分の話したいことが見えてきたのではないでしょうか。

そうしたら、あなたのやることは見えてきましたね。

その「話したいこと」を話せるように、英語のトレーニングをするのです。


的を絞るというのは大事なことです。

最終的にはいろんなことを話したいかもしれませんが、

最初は、「誰とどんなことについて話したいか」を明確にイメージしてみましょう。

それができたら、あなたは英語を話すための階段を１段上がったことになります。

たった１段ですが、とても大きな１段です。

最初のハードルが越えられずに、挫折してしまう人は多いものです。


目標をしっかりと決めましょう。

英語の勉強をするのは、その後です。

あなただけの、楽しい目標を見つけて、それを目指して下さい。





	






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