英語のリスニングをしているときに、雑音があった方がいいか否か。
あなたはどう思われますか?
リスニング教材というのは、たいてい静かな場所で録音されていて
余計な雑音などが一切入っていない状態です。
そういった教材を聴いたネイティブはこう言うでしょう。
「こんなに静かな場所で英語がクリアに話されることはないよ」
そう言われると、雑音が入っている方がいいのかな・・・
なんて思ってしまいそうですね。
いろんなサイトを見ていると、リスニング時には雑音があった方がいい
という意見もあります。
イヤホンは片耳しかつけない、とか、わざと窓を開けて雑音を入れる、とか。
実際に英語が話される状況に近くするのは大変いいことです。
が、それはある程度リスニング力がついてからの話だと思います。
あまりリスニング力がないのに、それをやってしまうとどうなるでしょうか?
一緒に考えてみましょう。
自分の意識としてはこんな感じでしょう。
正:英語
副:雑音
しかし、耳の方はどうでしょうか?
もし、英語をきちんと聴き取れるだけの力がなかったら
本来雑音であるはずの「車の音」「電車の音」「人の話し声」を
耳は正としてとらえ、音を拾ってしまいます。
それらの音はよく聴き慣れているからです。
そして、耳は英語の方を「雑音」としてとらえてしまうのです。
窓を開けてみたものの、外の音が気になって気が散ってしまった。
そんな経験があれば、お分かりですよね。
そうしたら、やることはただ一つです。
窓を閉め、余計な音が聴こえないような環境を作りましょう。
それで、イヤホンやヘッドホンをして集中して英語を聴けば、
必ずあなたのリスニング力はアップします。
リスニング力が上がって、英語が「雑音」でなくなったときには窓を開けて
雑音とともに英語を聴く練習をしてみて下さい。
そのときには、本来の雑音もあまり気にならなくなっているはずです。
まずは、ベストの環境でリスニングをやってみましょう。
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