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以前、英会話サークルの企画で、作家さんを囲んでの座談会があり
それに参加しました。
その作家さんは、英語は通じればいいとおっしゃってました。
文法はいいからいいから、ということでした。
「文法第一主義」の授業を受けてきた私たちにとって
文法はいいと言われてもとまどってしまったりします。
作家さんが、みんなに訊きました。
「駅はどこにありますか?と英語で言ってください」
中学の教科書に載っていそうな問題です。
参加者の頭の中には即座に
Where is the station?
という英文が浮かびます。
作家さんが、座談会の参加者の一人を指名して、答えを訊きました。
別の人も指名されて、英語で上記の通り答えました。
作家さんは言いました。
完璧な文章を作る必要はない、と。
Station, where?
これは、フォーマル言い方ではないですが、これで十分通じます。
文法的にあってる間違ってるではなく、キーワードを並べて
通じれば十分なのです。
キーワードが分からなかったら、身振り手振りが必要になりますが。
ちなみにその作家さんの本というのは
斎藤 哲之進著 「英語なんか通じりゃいい!―目覚めよ!日本人」
です。
作家さんと直接会ってお話をする機会というのは、
そうそうないので、もしまたそういうイベントがあれば、
ぜひ積極的に参加したいと思います。
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