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育児をしていると、人が言葉を覚えていく過程を目の当たりにします。
個人差はあるかと思いますが、たいていの子どもは2歳くらいになると
突然いろいろとしゃべり出すようになります。
最初は、あ〜とかう〜とか言っていただけだった赤ちゃんも、
1歳前後で、パパ、ママ、わんわん、にゃんにゃんなどといった言葉を
発するようになるのです。
もう1年もすると、短いのですが文章をしゃべるようになります。
文章をしゃべり出すまでの間、親は一生懸命子どもに話しかけます。
子どもはそれを自分の中に蓄えていきます。
「言葉の貯金」と表現する人もいますが、その通りだと思います。
ある程度、貯金がたまったところで、子どもは一気にしゃべり出すといった具合です。
これは、耳に入ってくる音を再生する能力ができたということだと思います。
子どもは、誰かが話しているのをまねしたり、テレビの音声をまねしたりします。
いわゆるシャドーイングですね。
意味は分かっていないこともあるでしょうが、言葉を発するのが楽しくて仕方ないと
いった感じです。
これは、大人が外国語を習得する場合にも同じことが言えるのではないでしょうか。
2年間頑張れば、外国語は話せるようになるのです。
もちろんこの期間は短縮可能です。
私たちはいままで英語の貯金をたくさんしてきています。
それをうまく運用すればいいのです。
ただし、第1ステップ、第2ステップでは貯金は運用できないと思っていて
いいかと思います。
日本語レベルでもいいので、英単語をたくさん知っている人は、
第3ステップで飛躍的に本物の英語が身につくようになります。
注)英絶と並行して、英単語の意味を覚えましょうということではありません!
英絶の本では、半年から1年で語学は習得可能と言っていますが、
私は自分が実践して「2年以内で可能」ではないかと思うのです。
「半年で可能」という言葉に飛びつくから、英絶は挫折者が多いのではないでしょうか。
もっと長く時間がかかると思っていた方が、頑張ることができるでしょうし、
きっといい結果が出ると思います。
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