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英語を学習する上でさけて通れないもののひとつに英文法があります。
文法というと堅苦しいですが、文章を構成するための約束事とでも
言えばいいでしょうか。
正直なところ私はこの英文法が不得意です。
もっと正直に言うと大嫌い!です。
なんとか文型とか、なんとか代名詞とか、なんとか詞のなんとか的用法とか
そんな言葉を聞くのは、私にとっては苦痛以外の何者でもありません。
しかし、そんな私でも「面白い!」と思える文法の本が1冊だけあります。
向山 淳子、向山 貴彦著
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本 」
ビッグ・ファット・キャットシリーズはたくさん出版されているので、
よく本屋で見かけると思います。
この本の特徴は、文法用語を使わないで、文法の説明をしていることです。
しかも分かりやすい。
私の英文法嫌いは、文法の本に書いてある日本語の難しさが原因だったことが
この本(BFC)を読むことで分かりました。
「文章を読む」ことに重点を置いて、英語の仕組みが書かれているので
1冊読み終わったところで、英語がぺらぺらと話せるようになるわけではないです。
ただ、今まで読めなかった英語の文章が読めるようになるので
ペーパーバックに挑戦しよう!という気にはなるでしょう。
私はBFCを読んでから、ペーパーバックにチャレンジしました。
もちろんいきなり難しい本は読めないので、ネイティブの子供用の本です。
J. K. Rowling著
「ハリーポッターと賢者の石」
子供向けといっても、意味の分からない単語はかなりありました。
私はよくインターネットで単語の意味を調べていました。
1冊読み終えるのに、確か2ヶ月くらいかかったと思います。
それでも、1冊読破したことが嬉しくて、もっといろんな本を読みたいと
思うようになりました。
今まで読んできたペーパーバックのリストはこちらです。
どれも、原作は訳本で読んでいたり、映画で観ていたりして
ストーリーはあらかじめ知っているものばかりです。
内容を知っている本を読むのはつまらないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが
私としては、内容を知っているからこそ安心して読めると思っています。
だから挫折することなく、何冊も読むことができましたし、今も読んでいます。
難しい英文法の本を読む必要はありませんが、BFCを読むとペーパーバックを
読むためのコツが分かるので、ぜひ読んで欲しいと思います。
巻末のショートストーリーを読んで、英文を読むことに自信が持てたら
ぜひペーパーバックにもチャレンジしてみて下さい。
訳本を読むのとは違った感動を覚えるはずです。
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