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和文英訳のクセをつけると、英語で考えることができなくなるので
なるべくなら、やらない方がいいと私は考えています。
そうはいっても、最低限の言い回しは覚えないと…という方もいるでしょう。
その場合は、
日本語 ---> 英語
という丸暗記はやめて
日本語 ---> イメージ ---> 英語
いったん日本語を頭の中でイメージにおきかえて
それから英訳する方がいいと思います。
ちょっと遠回りかもしれませんが、
のちのち
イメージ ---> 英語
という回路を作るためには必要です。
ぜひワンクッション入れてみて下さい。
それでは、なぜイメージを思い浮かべることが必要なのかを、一緒に考えてみましょう。
日本語から直接英語にするというやり方は、学校で習った一般的な方法ですね。
しかし、この方法は左脳しか使っていません。
左脳しか使わないで勉強をすると、どんなことが起こるのでしょうか?
毎日、問題集を開いて何十問も問題を解いて…というやり方は、
なんだか、すごく一生懸命勉強している!
と、思いがちです。
そして、達成感でいっぱいになります。
達成感でいっぱいにはなりますが、いつか飽きてしまいます。
いつまで経っても、英語を話せるようにはならないからです。
いつしか英語から遠ざかり、挫折・・・なんてことはありませんでしたか?
それが、左脳式学習法による「達成感」の落とし穴です。
次に、イメージを思い浮かべるときのことを考えてみましょう。
イメージを思い浮かべるとき、私達は右脳を使います。
右脳を使って、イメージと英語を直結させると
英語を身につけやすくなるのです。
たとえばですが、文字だけの本を読んでいても、面白くないですね。
逆に、挿絵がたくさん入った本は、挿絵を見ているだけでも楽しいですよね。
挿絵を見て、ストーリーを瞬時に思い出すことができたりしませんか?
それと同じような感じです。
絵を見ることにより、右脳が働き、絵とリンクした記憶がよみがえってくるのです。
右脳式学習法を行えば、必ず英語は身につけられます。
右脳を刺激するためにも、英語とイメージをリンクさせてみましょう。
実際に英語を話すときのことを思い浮かべるのもいいでしょう。
それを繰り返していれば、英語は口からついて出てくるようになります。
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