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pen 思ったことを英語にできますか?

よく、「思ったことを英語にしよう」とかいう表現を本などで目にします。

日本語が母国語である私たちが通常思うことは「日本語」です。

それを英語にするということは、すなわち「和文英訳」です。

思いついた日本語がすぐに英語にできる表現であればさほど問題はないかもしれませんが

たいていは辞書を使わないと英訳できないようなことを考えると思います。


辞書を使わなければならないとしたら、実際に話すことになった場合に

それは使えない表現です。

   「ちょっと待って、辞書で調べるから…」

なんて言って、待ってくれるのも最初のうちだけです。

それも辞書を持っていれば…の話です。

外出中、いきなり外国人に話しかけられたとしたら、辞書なんて持ってないですよね。

(最近は電子辞書なる便利なものがありますけれども。。。)


それよりも、英語で考える方が無駄な時間もかからないし、

不自然な表現にもならないと思います。


では、どうやって「英語で考えればいいか?」


絵や写真を見て、それを説明するトレーニングをします。

いきなり文章を考えようとしても、頭はオーバーフローしてしまうので

ちょっとずつ考えます。


 1.一人の人物に着目する
 
 2.その人物を表わす英語を思い浮かべ、ノートに書く
 
 3.人物が行っている動作を、英語で思い浮かべて、それもノートに書く
 
 4.動作の対象を英語で思い浮かべて、ノートに書く
 
 5.人物、動作、対象の英語が3つ並ぶので、それを使って英文を完成させる


以上の5つのステップで日本語を考えてはいけません。

最初は日本語で考えそうになって、辛いかもしれませんが、すぐに慣れます。

たとえば、小さい女の子の絵を見て "a little girl" と思い浮かぶようになります。

2週間くらいたつと英語だけで考えるのも、そんなに大変でなくなってくると思います。


これは、"Kamita method" と呼ばれる、英語のトレーニング方法です。

"Kamita method" に興味を持たれた方は


   上田秀樹著

    「英語で考える力をつけるトレーニングブック」


をぜひご覧下さい。


私はこの本を本屋で見つけたときは、とびついて買ってしまいました。

英語で考えるトレーニングのことを書いた本はそうそうなかったからです。

しかも初心者向き!!


上記の絵を見て英語で考える練習のほかに、

英語のストーリーを読んで英語で考える練習もあります。

また、CDもついているので、かなり使える本だと思います。


いきなり自分で文章を考えるのはハードルが高いと思われた方は

単語力ゲームで、英語を英語のまま理解するトレーニングを

やってみて下さい。

英語で考えることが楽しくなってくると思います。




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