私は第２ステップでは、英英辞典を使いませんでした。

スペル確認に時間をかけるのはもったいないと考えたからです。

（参考：英英辞典を使ったスペル確認は必要か？）


なので、第３ステップで本格的に英英辞典を使うことになりました。

私のおすすめはもちろんコウビルドです。

英絶の著者チョン・チャンヨンの受け売りですが、

単語の解説が説明文体になっているので、非常に分かりやすいのです。

また、実際に英語を話すときのヒントがたくさんつまっています。


英絶２の方で、英英辞典の比較が載っています。

[smart]について、コウビルドとウェブスターの英英辞典の内容が引用されています。


コリンズ・コウビルド英英辞典

 1. Smart people and things are pleasantly neat and clean in appearance; 
    used mainly in British English.
 2. You can describe someone who is clever as smart.
 3. A smart place or event is connected with wealthy and fashionable people.
 4. Smart bombs and weapons are guided by computers and lasers so that they hit 
    their targets accurately.


ウェブスター英英辞典

 1. Characterizes by sharp, quick thought; intelligent
 2. Amusingly clever; witty
 3. Impertinent
 4. Sharp and quick in movement; energetic
 5. Shrewd in dealings and intelligent; canny
 6. Fashionable; elegant
 7. Of, relating to, or being a device that imitates human intelligence


どちらの辞書の方が分かりやすいか？

明らかにコウビルドだと私は思います。

もちろん、ウェブスターの方でも意味は分かります。

しかし、説明がきちんとした文章になっていないので、

英語を書いたり話したりするときには、それを参考にして…ということが

できないのです。

ある程度の英語力を持った人であれば、ウェブスターのような辞書でも

いいかもしれませんが、英英辞典を使うのは初めてというに人は

コウビルドをおすすめします。


コウビルドを購入したものの、英語ばかり書いてあってくらくらする。

そんな人もいるかもしれません。

私も、バーゲンでコウビルド英英辞典を購入しましたが、電話帳みたいにぶあついのに

圧倒されてしまい、１年以上は本箱で寝かせていたような記憶があります。

本箱で寝かせることで、辞書が熟成されてくれるといいのですが、

そういう訳にはいきません。


そこで、英英辞典の言い回しに慣れる必要があります。

ネイティブの子供用ですが、コウビルドと同じように説明文体で書かれていて

また例文も豊富な辞書があります。

「Disney Picture Dictionary」という、ディズニーキャラクターのイラストが

たくさん描かれたピクチャーディクショナリーです。

これを読んでおくといいと思います。

黙読するよりは、もちろん音読の方がいいです。


イラストがあるので、何の説明をしているのかが分かりやすいです。

難しい言葉は使われていないので、ストレスなく読めます。

子供用の辞書を一度使ってから、ステップアップしてコウビルドに移行すると

挫折しないと思います。

英英辞典の入門として、大活躍する本です。